カラスの肉を骨ごとたたき､豚肉か鶏肉､オカラ､きざみネギ､山椒､味噌を混ぜて小判状に整え､串に刺して焼く｡
んだそうで。
う～ん、カラス版「なめろう」の「さんが焼き」といった所でしょうか。
ホットドッグのような形になることもあるので､別名ロウソク焼きともいうらしく、ご当地(上田辺り)では、
縁日の屋台にはカラスがぶら下がっているので､一目で田楽屋と分かるようです・・・田舎の畑みたい(^^;
とくに雪まじりの寒い夜には､｢カラスは体が温まる｣と人気があったとの事です。まぁ、ネギや味噌が入って
いるので、温まるのでしょうか。
3人前の分量
材料：カラス半身(今回は骨は使いません。100g)、豚バラ肉(50g)、オカラ(50g)、ネギ(1本)、味噌(50g)、
片栗粉(10g)、七味(山椒の多いヤツ適量)、日本酒(大さじ1)
道具：フードプロセッサ、包丁、木の棒(20mmπ程度)、炭火
カラス解体精肉①300mm程の長さの棒を3本用意します。(今回は、竹と、杉)
②長ネギをフードプロセッサで微塵にして一端取り分けておきます。
③フードプロセッサに分量のカラス肉(今回は胸肉と、モモ肉、手羽元肉)
と豚バラ肉を入れてミンチにします。
④ネギの微塵、オカラ、味噌、片栗粉、七味、日本酒を計量して
フードプロセッサにいれてよく混ぜ合わせます。
⑤用意した棒きれ(乾燥していたら、料理前から水に浸けておきましょう)
に小判状にした具を通します。
丁度五平餅みたいに。これがカラス田楽というらしい。
⑥用意した棒きれに具をチクワ状に巻きつけます。丁度キリタンポみたいに。
これがロウソク焼きというらしいです。
⑦炭を火鉢に入れて、棒を立てかざしてあぶり焼きます。
⑧両面満遍なく火を通したら完成です。
今回はカッポ酒とあわせてみました。
お味の方は・・・肉のうまみをオカラが吸い込んでくれているので、それなりに美味しい！
味噌と山椒七味がいい感じです。カッポ酒にもあうので、ぐびぐびイケちゃいますが・・・う～ん、
カラスの味？ってか、野鳥の味？ってのかな・・・一切わからない感じでして。かといって、牛でも豚でも
鶏でもないし、味噌っぽい何かのツミレってところでしょうか。
これならジビエが苦手な人でも普通に食べれるんじゃないかな。ああ、これ、猪や、鹿のお肉で作っても
いけるかもねぇ。癖を殺して喰らう調理方法なだけに、ぱなけあ的には好んで作らないかもだな。
まぁ、体は相当温まりましたけどね(たぶんお酒のせいだと思いますが笑)